場所は都内港区某所

40年以上前、一流ゼネコンが都心の超一等地に建てたハイエンドビンテージマンションです。というわけで、築40年という築深物件でも値が下がらない。そしてリノベーションすることでさらに資産価値を高める。それも私の重要な任務だと思っています。

内装のデザインコンセプトは・・・

「家具が映えるようなシンプルで、かつアールデコな空間」

クライアントはフレンチビンテージの家具をこよなく愛するご夫婦。私と趣味嗜好のベクトルが同じクライアントとの打合せはスムーズで楽しいモノ。こちらからの提案も気持ちよく柔軟に受け入れていただけました。写真ではわかりにくいのですがモールを多様してパリのアパルトマンの雰囲気を演出。家具や照明器具がまだ揃っていない状態での写真ですがこれからの変貌が楽しみな空間になりました。

天井の梁は構造体ではなく長さ6mの化粧ボックスを天井から浮遊させています。キッチンも白を基調に無機質なステンレスをバランスよく配置したオープンスタイル。浴室はオンボロユニットバスを撤去して在来工法で仕上げてヨーロッパのラフな雰囲気を演出。

「宮田さんにお願いしてホントによかった」なんて言われると、今までの苦労も吹っ飛びます。またひと組、大切な友人たちが増えました。