場所は鎌倉市大町

観光客の入り込まない静かな場所ながら鎌倉の風情も感じられる落ち着いた環境です。クライアントは小学生のお子さんとご夫婦の3人家族。ご主人は鎌倉の一等地で古くから骨董品店を営んでいる二代目。

顔合わせの際に職業を聞いての勝手なイメージでは「おっ!コテコテの古民家再生か!」と思いましたが話を聞けば「生まれた時から骨董品や古建具に囲まれた生活をしてきたので新居にはそういったテイストはいらない」だそうです笑。意外とそういうものかもしれませんね。

とはいえ求めるべきは新品ピカピカの家ではなくどこか懐かしく、でも洗練されていて、50年代の和と洋のバランスの取れたミックス感。縁側やちゃぶ台ではなく、欧米のヴィンテージ家具が似合うモダン感。そんなイメージを共有してからの設計開始です。

築20年弱の築浅平屋物件ゆえ住宅性能や耐震や設備には心配はないし、外観も今風の家にはない洗練された印象だったので天井裏をロフトにしたり内装を一新させるだけで数ランク上の家に変貌しました。いかがでしょうか?

次回は遊びに行きますね~

まずはおめでとうございます!