スキです二期工事。なんとなくこれまでの仕事が認められた気がして笑

場所は静岡県三島市

2年前に引き渡した平屋の古家改修の二期工事。熱海と三島の二拠点生活を三島に集約することになり再度のご依頼をいただきました。内容としては前回残ったエリアの追加改修と小規模な増築工事。自分の家なのだから一気に全部やる必要はありません。時間と予算の許す範囲でゆるゆると。

一期工事の様子はこちら
https://m-atelier.jp/202201_mishima_osm/

クライアントのご夫婦は写真家+マルチ作家という自遊人。お話しをしていると日々の生活+創作を本当に楽しんでいる様子がひしひしと伝わってきてこちらまでわくわくしてきます。

工事概要としては防湿・耐震・防水・断熱など基本工事はもちろんのこと、内装については一期工事の持つ雰囲気を踏襲しつつ潔く。センスのいい古建具が空間をワンランク上に昇華してくれています。

代々受け継がれてきた家、これからも大切にしてください
きっとおじいちゃんが見たら腰を抜かす笑

まずはおめでとうございます!
今回もありがとうございました~

3つの旧和室をぶち抜いてLDKに。キッチンは過去最強のコの字カウンター!

場所は鎌倉市常盤

クライアントは共働きの若いご夫婦。諸事情により売買契約まで1年ほどかかってしまいましたがその中古物件は外観からは想像できないほどしっかりと作られていたので想定以上の補強工事は不要でした。リノベーションの場合、内覧時のマイナスイメージはほとんどが払拭されます。当然築古物件のほうが補強工事に費用はかかりますが規模や立地条件等を最優先しての物件選びでいいのかなと思います。つまり手を加えれば建物はどうにでも再生できますが費用対効果としては信頼できる建築士に助言を求めることが賢明です。

仕上げについてはクライアントの希望通りのイメージで進め、間取りについては3室あった和室をぶち抜いて20畳のLDKとし、その中のダイニングは小上がりの畳部屋、ご主人のこだわりが詰まったキッチンはコの字カウンターでまとめました。ウチで作った過去作キッチンの中で最もお金かけているかも笑。

前述したように設計開始まで時間を要してしまったのでこのご時世の物価高騰の余波をもろに受けてしまった結果、外部については既存のままとしましたが自分の家なわけなのでそこは将来工事と考えてもまったく問題なし。限られた予算の中で無理してすべてに薄く広く手を入れようとすると残念な結果になることもあるのでそこは慎重に。

まずは新居完成おめでとうございます。

そしてありがとうございました!